生活習慣病は食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、高血圧、脂質異常症(高コレステロール、高中性脂肪)、糖尿病等とそれらに続く虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞、心不全)や脳血管障害(脳出血、脳梗塞)、一部の癌への関与が認められております。生活習慣の改善についてのアドバイス、管理栄養士による栄養指導等を行いつつ、必要に応じて投薬、検査によるフォローアップ、禁煙外来等のご案内を行うことで、重篤な疾患に対する一次予防、発症後の二次予防治療を提供致します。
生活面で気になる方や健診での異常を指摘された方はお気軽にご相談下さい。

骨粗鬆症は単に長寿を目指すだけでなく、健康で自立した生活を送れる期間を伸ばすために非常に重要な疾患です。日本人の平均寿命と健康寿命の差を比べてみますと、男性では約9年、女性は約12年もの差があります(2019年時点)。転倒や軽い衝撃をきっかけに骨折をしてしまい、不自由な生活を送る事が無い様、特に高齢、閉経後の女性の方は定期的な検査、治療をお勧め致します。当院では手のレントゲン検査(MD法)、超音波検査等よりもより精度が高く、最も信頼性の高い、腰椎・大腿骨DXA法により検査を行なっております。

禁煙外来

ニコチン依存症は「再発しやすいが治療可能な慢性疾患」とされており、保険適用の禁煙治療制度が整備されています。まず治療を始めることが重要ですので、お気軽にご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

生活の質の向上、高血圧、心不全、糖尿病等の疾患改善につながるため、いびき、日中の過度の眠気、夜間中途覚醒、不眠のある方は積極的に検査を受けることをお勧めします。

禁煙外来

禁煙は最も確実かつ短期的に重篤な疾病や死亡を劇的に減らし、喫煙者・非喫煙者の健康の維持と莫大な保険財政の節約になり、社会全体の健康増進に寄与する事ができます。
喫煙習慣の本質はニコチン依存症であり、本人の意志の力だけで長期間の禁煙ができる喫煙者はごく僅かであることが明らかになっています。ニコチン依存症は「再発しやすいが、繰り返し治療することにより完治しうる慢性疾患」と捉え、禁煙治療に対する保険給付などの制度を導入して、多くの喫煙者が禁煙治療を受けることができるよう社会環境の整備が進められています。
また、禁煙治療の有効性ならびに経済効率性については十分な科学的証拠があり、数ある保健医療サービスの中でも費用対効果に特に優れていることがわかっています。
禁煙治療はまず始めることが大事ですので、お気軽にお問い合わせ、ご予約下さい。

  • 禁煙状況の問診
  • 禁煙の準備性に関する問診
  • ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)の実施
  • 喫煙に伴う症状や身体所見の問診および診察
  1. 直ちに禁煙しようと考えていること
  2. TDSによりニコチン依存症と診断(TDS5点以上)されていること
  3. 35歳以上の場合は、ブリンクマン指数が 200以上であること
  4. 禁煙治療を受けることを文書により同意していること
  1. 自由診療による禁煙治療
  2. 簡易な禁煙アドバイス
  3. セルフヘルプ教材等の資料の提供
  1. 喫煙状況、禁煙の準備性、TDSによる評価結果の確認
  2. 喫煙状況とニコチン摂取量の客観的評価と結果説明(呼気一酸化炭素濃度測定等)
  3. 禁煙開始日の決定
  4. 禁煙にあたっての問題点の把握とアドバイス
  5. 禁煙補助薬(ニコチン製剤またはバレニクリン)の選択と説明
  6. 禁煙治療用アプリ及びCO チェッカー使用の選択と説明
  1. 喫煙(禁煙)状況や離脱症状に関する問診
  2. 喫煙状況とニコチン摂取量の客観的なモニタリングと結果説明(呼気一酸化炭素濃度測定等)
  3. 禁煙継続にあたっての問題点の把握とアドバイス
  4. 禁煙補助薬(ニコチン製剤またはバレニクリン)の選択と説明
  5. 禁煙治療用アプリ及び CO チェッカー使用の状況把握とアドバイス

睡眠時無呼吸外来